膣と愛液
●膣
膣前庭の膣口から子宮に通じる筒状の器官で、リラックスした状態で長さは6〜9センチ、幅1.5〜3センチ。平常の立ち姿勢では、膣口は左右に、膣は上下に圧迫されつぶれており、壁同士は密着しています。
体重や身長に比例して膣の大きさも違う傾向にあります。小柄な女性は膣も小さく、大柄な女性は大きいということです。弾力性が優れているので、大抵のペニスにはフィットできるようになっています。
膣口には処女膜があり、膣壁にはヒダがあります。ヒダは、前壁に多く、後壁にも多少ありますが、左右の壁には少ないです。また入り口付近に多く、膣の奥ほど少ないです。ヒダの数や形は生まれながらのものですが、出産や度重なる性交で磨減します。使うと減るものなのです。
膣口は伸縮性に富み、処女で直径2.5センチくらいまでは無理なく開き、出産経験後は5センチまで伸びます。
膣口から3分の1は、隋意筋に囲まれているので、意識して締め付けることが可能です。
膣には細菌の繁殖を防ぐ自浄作用があり、 常に酸性に保たれています。あんまり念入りに膣内を洗うとこの自浄作用が弱まり、かえって雑菌を繁殖させてしまうから注意が必要です。
●愛液
一口に愛液と言っても、膣液、バルトリン腺液、スキーン腺液など様々な分泌液があります。
分泌は性的興奮の高まりに比例して増えますが、オーガズムを感じてしまうと徐々に減っていきます。多重オーガズムの場合も、時間の経過とともに減ります。挿入後30分も経つと、分泌が止まりがちになります。
・膣液
愛液の大半を占め、性的刺激を受けてから10〜20秒ほどで膣粘液の毛細血管が充血し、血管や粘膜細胞からしみ出してきます。これが膣壁に汗のように噴出し、10〜100ccほど分泌されます。最初は透明でサラッとしていますが、ペニス挿入・性運動によって、脂肪分が増え、粘り気がでて白くなります。
・バルトリン腺液
膣口の下方両脇にある、しわのように見える開口部から分泌されます。量は0.2〜5ccと少なく、膣口周辺を湿らせる程度。無色透明か淡い乳白色で、粘り気があります。
・スキーン腺液
Gスポット分泌液とも言われ、性的興奮が極まった際に尿道から噴出します。量は10ccほどで、無色透明か乳白色。やや粘り気があります。
・その他
性的刺激とは関係ありませんが、子宮内膜や子宮頚管からも粘液が分泌され、膣液に混じっています。
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